「今回の特集はアレルギー疾患という立場から、ダニアレルゲンを検証した内容を紹介しています。アレルギー疾患を持つ方が快適な生活を送る為の知識としてご覧いただければ幸いです。」
|
アレルギーの原因は、次の二つに分けられます。一つ目は、食べ物に由来する食餌性のもの。二つ目は、吸い込むことに由来する吸入性のものです。
吸入性のものが気管支に入り込むことによって、気管支喘息が誘発されます。
ダニは吸入性のアレルギーの原因物質(アレルゲン)の一つです。ダニは成虫だけではなく、卵・糞・脱皮殻・死骸などもアレルゲンになります。
このダニは、布団やじゅうたん等が格好の住み家になっています。布団は人間の多量の汗を吸収し湿度が高くなっている状態です。また、ふけ等がダニにとっての栄養素となります。
実験@では布団を天日に干すと、ダニがどれくらい死亡するのかを。
実験Aでは布団に掃除機をかけてダニを除去する際、どの位の間隔で行うのが効果的なのかを検証しています。
ダニを減少させる為には、ダニの生息状況を具体的に知ることが最も効果的です。そこで実験Bではアレルギー患者の住居の各所で、ダニアレルゲンを測定し、どのような場所に多いかを調べています。
|
|
- ●ダニアレルゲン
- ダニは成虫だけではなく、卵、糞、脱皮殻、死骸の全てがダニアレルゲンになるので、ダニ1匹がいるだけでアレルゲンは爆発的な量になる。しかも、ねずみ算式に増殖するので、布団は2〜3年も使うと数10万匹のダニが生息しているという調査結果もある。
- ●成虫
- 約40日で成虫になる。生存期間は約50日。
- ●卵
- 成虫の産む卵は、1日で2〜6個、平均50個程度。
- ●脱皮殻
- 生存期間中に4回脱皮する。
- ●糞・死骸
- 糞や死骸は乾燥すると軽くなり、空気中に浮遊しやすくなる。
|
|
 |
|
 |
|
 |